OTIS
卓越したプレス加工技術で未来を創造する
  OTISとは  役員メッセージ

役員メッセージ

代表取締役社長
角本 康司
(かくもと こうじ)

1.体感したこと
この3年間、毎週、世界を飛びまわりました。
周囲からは、働きすぎ、外出しすぎと言われましたが、私は、場所、人、文化、習慣、会社などの【世界の本物」を知るには、【現場にいく】必要があると考えています。
【本物】というのは、見せかけでなく実質です。
【本物】 を知らなければ、自分の進んでいる道が正しいのか、間違っているのかが判断できません。
経営で言えば、将来を作るために、正しい現状分析や将来の決断・判断をするために必要です。
だから、道を切り開いて前に進むには、自分自身で「本物」を体感する必要がありました。

体感することによって、少しだけ世界を知ることができました。
そして、世界を知ることで、本物の日本を知ることができました。
本物の日本を知ったことで、自分の未来と会社の未来が少し分かりました。
わかったことは、
「日本の製造業は、何も行動しなければ、未来がない。静かに衰退しながら年取るだけか、企業の突然死が待っている」という未来です。

2.変化することの必要性
この突然死は、我々の会社だけの問題ではありません。
事業規模の大きい大企業ほど、その市場を新たな技術や新たな競合に狙われるため、突然死が発生する可能性が高いでしょう。
変化が速い時代においても、経営者は、10年先をみなければいけませんが、
今、日本の経営者で、5年後、うちの会社は大丈夫と言い切れる人は、多くはないでしょう。

世界の激しく早いルール変更と、新技術の展開スピードに、国という大きい母体では追随が難しいし、大企業も既存事業を守ることに精一杯にならざるを得ない場合も多いです。
市場では、3カ月で企業の成績を求められていますが、現実的に、3カ月で成功する仕事は多くはありません。しかし、この3カ月に皆、心を囚われてしまっていませんか。
それは、会社のためと言いながら、今の個人の人生の守りや利益に徹してしまい、他人の人生を守る行動が取れなくなっている可能性があると言えば、言い過ぎでしょうか。

国や大企業も難しい舵取りをしている状況では、我々のような中小企業は大きな影響を受けるため、決して他人事ではありません。
市場の変化に気づくこともなく、突然仕事を失う場合もあるでしょう。
だからこそ、自分自身と自分の会社の未来は、家族のため、お客様のために、地域のためにも、自分達で切り開いていく必要があるのではないでしょうか。
それには、「受け身」から「主体性」への行動変化が必要です。

■ステークホルダーに伝えたいこと
ここまで読んだ時に、悲観的になったり、恐怖心だけ感じる人もいるでしょう。
しかし、過去の先輩方の功績により、我々日本の製造業は、世界においては、日本製品への信頼度は非常に高いです。
やり方しだいで、人口減少や高齢化などの課題を乗り越えるようなチャレンジはできるはずです。
しかし、売り方やルールの作り方が下手だったり、皆がどうするのかの確認に集中してしまい、チャレンジを恐れてしまっている状況ではないでしょうか。

世界が激しく変わるならば、我々も変化を恐れてはいけないし、未来がないなら、自分たちで未来を作る土壌が日本にはあります。
そして、答えがなければ、行動することで挑戦をし、それに立ち向かいながら、良いところは取り入れられるのが、日本の会社の良いところではないでしょうか。
我々オーティスはこの危機感を満足感や、達成感に変えることは絶対にできます。
そして、あらゆる産業の進化に貢献するのが我々の使命です。

■会社の仲間に伝えたいこと
みんなには、会社に合わせた人生ではなく、「自分にあった働き方、人生の楽しみ方」を、この会社で見つけてもらえたら嬉しいです。
そして、日本の文化や社会や家庭を本当に守りたいならば、ビジネスを続けることが一番重要なことにも、気づいて欲しいです。
会社が継続して、会社と従業員との一体成長こそ、目指すべき姿にして欲しいです。
そして、ビジョンにある通り、お客様や仲間から、
「また一緒に仕事したい」「当社にしかできない」と言われる会社になりましょう。

人生は平等に一度きりしかありません。
嫌でも仕事の時間が、人生の一定の部分は占めています。
だから、仕事も、プライベートも、楽しむ人生にしたら、すごく楽しいと思います。
この考え方で、あなたが情熱を持って行動したら、きっとすごいことが起きるでしょう。

■変化を怖がる人へ
それでも、変化を怖がったり、前に一歩を踏み出せない人もいるでしょう。
根が真面目なだけに、ルール、規則、今までのやり方に囚われすぎているかもしれません。
ところで、あなたが縛られているルールって、あなたは、そのルールを作った人に会ったことや、誰が作ったか知っていますか?
会ったこともなく、ルールが作られた背景も知らないのに、続けてしまっている可能性はありませんか?
そして、ルールは、どんどん変わっているのに、ずっと古いルールに固執している可能性はありませんか?
同じ行動を続けて、違う結果はでません。違う結果を求めているならば、今までと違う行動をする必要がないでしょうか。
理屈、評論、愚痴は誰でも言えるがそれは、過去のことを言っているだけなので、変化の時代には必要はないでしょう。
未来のことを話しながら、自ら考えて行動する人と仕事をしたほうが楽しいでしょう。
そして、窮地でこそ、大きい声で「ワッハッハ」と笑えるような人を求めているし、一緒に学びましょう。

■最後に
私は、今は休みの日に、志村けんさん、上島竜平さんの舞台や吉本新喜劇を時々見に行けて、
老後は海辺でキャンプをし、自作のピザ窯でパンを焼き、釣りをしてお酒を飲み、本を書いて、映画を作り、お金に頼らず毎日を過ごし、75歳で夕日を見ながら老衰で死ねれば嬉しいし、それで十分です。
だから、今は仕事に一心不乱に取り組めるし、苦労して努力している人のためにお金を使って、世の中に貢献できることが、すごく楽しいです。

専務取締役
堀越 政樹
(ほりこし まさき)
取締役相談役
佐山 修一
(さやま しゅういち)
取締役
武内 啓之助
(たけうち けいのすけ)

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