【第5回】異質性ドリブン経営という進化形
問い:「波長を編むリーダーになれるか?」

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組織に多様性を取り入れることは、今や当たり前の時代になった。
だが、本当に問うべきは入れたかどうかではない。
その異質性を、活かせているかどうかだ。
どんな人材がいても、リズムが整うように編み直せるか。
これこそが、次の時代のリーダーに求められる感受性であり、技術だと思う。
 (私もできてませんが、理想論を語っています)

■ 経営とは、秩序を編集する行為である

かつて経営は、「資源の最適配分」や「目標への効率的到達」といった、静的な構造で語られていた。
だが現代は、情報も価値観も複雑化し、常に動的な編集が求められる時代になった。
経営とは、
 • リズムを感じ取り、
 • 混沌の中から重なりを探し、
 • メンバーの波長を編み込む行為
つまり、支配よりも共振の力が求められている。

■ たとえば家族旅行も、異質性で面白くなる

日常の例で言えば、家族旅行の計画を立てるとき。
全員が「計画通りが好き」「静かに過ごしたい」「温泉派」だと、スムーズには進む。
でも、たまに「寄り道ばかりする弟」や「突然蕎麦を食べ始める父親」が混じることで、
予想外の思い出が生まれたりする。
経営も、それに少し似ている気がする。ズレや脱線をうまく包み込んだ方が、組織の体温は上がるのではないだろうか。

■ AIとの対話が、人間経営者をアップデートする

最近、私はAIとの対話を通じて、改めてこう気づいた。
経営とは、構造そのものに問いを立てる仕事だと。
AIは、論理も構造も美しく整っている。
でも、人間には感情や矛盾、予測不能の瞬間がある。
そして、そこにこそ動き出す力(伸びしろ)が宿っているのだと思う。
AIは精度で支える。人は共鳴で動かす。
この役割分担を理解したとき、経営者が進化し会社が成長する。

■ 支配ではなく共振する経営が勝つ

かつての経営は、支配構造だった。
 • 正解を知る者が
 • 答えを与え
 • 指示を出し
 • 組織を動かす
だが今、正解は常に揺らいでいる。
どんなに優れた経営者でも、全体を予測することはできない。
だからこそ、今求められるのは、波長を合わせて、全体を調律するリーダーシップなんだろう。
 • 背景の違う人たちが、どこで重なるか?
 • 理屈より「感じ」を通わせるには?
 • 違和感が出たとき、どう編み直すか?
これらはすべて、支配ではなく「編集」の領域であり、それを認識することが必要な時代なのだと思う。

■ 組織は共鳴体である

オーケストラに指揮者がいるように、組織にも波を束ねる存在がいる。
 • 正解を持っているわけではない
 • でも、空気を読んで流されるわけでもない
 • 音を聴き分け、微調整し、タイミングを生み出す
経営とは、異なる音を調律し、響きをつくる仕事。
異質性を否定せず、美しさとして重ねられるかが問われているのだろうな。

一言まとめ

経営とは、異なる音を調律する仕事だ。
支配ではなく、共振させるんだ。
波長を編める者だけが、未来の音を響かせられる。
苦しいけど、JAZZだと思ったら、がんばれる

 

オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司

 

 

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