TOP CROSS TALK トップ対談

卓越した技術力・提案力と
豊富な経営ノウハウの融合によ
り、
ローカル発グローバルトップ企業を目指す

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オーティス株式会社(以下オーティス)は2023年9月に株式会社日本共創プラットフォーム(以下JPiX)へ株式譲渡を行い、JPiXグループの傘下となりました。
オーティス代表取締役社長の角本康司と、JPiX執行役員兼オーティス取締役の沼田俊介が、製造部加工課の太田垣朝久を交えて株式譲渡前後の想い、現状の施策、今後のビジョンについて語りました。

Section 01

株式譲渡に込めた思いと、
オーティスの高い将来性

株式譲渡に込めた思いと、オーティスの高い将来性

2023年9月に株式譲渡。
各トップが意思決定に込めた思いとは

太田垣

株式譲渡から約半年経ったタイミングで、意思決定に込めた思いや施策、ビジョンについてお二人からお話しいただきます。早速ですが、オーティスとJPiXそれぞれの概要をご説明いただけますでしょうか。

角本

オーティスは卓越したプレス加工を軸として、お客様の技術課題をソリューション営業によって解決する会社です。我々が掲げている理念は「お客様やビジネスパートナーとまた一緒に仕事したい、とお互いに言い合えるような関係を作ること」 「社員が将来自分の子供を入社させたいと思えること」です。

沼田

JPiXは一言でいうと投資・事業経営会社です。短期的に企業価値向上を図り売却益を得る一般的な投資ファンドと異なり、長期的な時間軸で健全な成長を支援すべく本質的な課題解決を実行しています。地域社会や産業の中で重要な役割を担い、日本経済の成長に向けて更に成長してほしい企業に出資し、一緒に成長する企業です。

太田垣

ありがとうございます。では、お二人が株式譲渡・譲受を検討する際に重視していた点をお聞かせください。

角本

株式譲渡先に求めていた点は 3点あります。1つ目は長期投資の形態であること。2つ目はこれまでに製造業の経営経験があり、ノウハウを共有していただけること。3つ目は組織課題の解決スキルをお持ちであることです。少子化や世代交代によって人材不足が起きやすい状況下で、組織課題の改革は必須でした。全てをクリアしているJPiXへ株式譲渡を決定しました。実際にお客様や社員とのコミュニケーションの中でも、株式譲渡後に期待感や信頼の高まりを日々実感しています。

沼田

株式譲受にあたり、企業理念への共感と事業の将来性を非常に重視していました。特にオーティスの事業将来性は、機能性材料への高難易度加工という付加価値でお客様の課題を解決する、という事業モデルに高い競争力を感じました。どの成長産業でも必要とされる電子機器に組み込まれる部品を扱っている点も魅力です。真庭市発のローカル企業でありながら、「課題解決型技術提案企業」としてグローバルトップになれると確信しました。
Section 02

現在のオーティスに起こっている変化

――オープンな企業運営の実現により、現場課題解決策の精度と実行スピードの向上を実感

オープンな企業運営の実現により、
現場課題解決策の精度と実行スピードの向上を実感

角本

社内コミュニケーション活性化のため、昨年末にはファミリーイベントを実施しました。社員のご家族に参加していただき、オフィス・工場のツアーとオーティスで使用している材料を用いたワークショップを実施しました。このような形のファミリーイベントはオーティス史上初でした。

沼田

オーティスの業務内容は分かりにくいので、ご家族に社内の設備や材料に触れていただき、かっこいい仕事をしている両親の姿を見てもらう良い機会でしたよね。

太田垣

「子供を入社させたいと思う会社」という企業理念に直結するイベントですね。ファミリーイベントのためにキャラクターの形の金型を発注したと聞きました。同僚のお子さんも参加しており、参加者の皆様にはとても楽しんでいただいたようです。今後も社員・ご家族とのコミュニケーション促進の場を開催していきたいです。参加者一丸となって楽しめるスポーツイベント等はいかがでしょうか。

角本

いいですね。若い世代の皆さんからもアイディアを募集しています。盛り上げていきましょう。
――組織改革に向けて、採用活動の強化とともに本人の意思に沿ったキャリアパスを支援する教育体制の構築を企図
――組織改革に向けて、採用活動の強化とともに本人の意思に沿ったキャリアパスを支援する教育体制の構築を企図

組織改革に向けて、採用活動の強化とともに
本人の意思に沿ったキャリアパスを支援する
教育体制の構築を企図

太田垣

冒頭に長期的な目線として組織改革を進めるとおっしゃっていましたが、その点で現在進めている施策はありますでしょうか。目に見える変化としては、直近で新入社員の増加を実感しています。

沼田

おっしゃる通り昨年末から採用活動の強化を行っています。採用数を増やすことも重要ですが、最も重要なのは採用した方に活躍していただくことです。新入・既存社員関わらず、各人の成長できる環境を提供し続け、適時適切にサポートすることが重要だと考えます。

角本

本人の意欲と能力を最大限引き出し、社内で活かせるようサポートしていきたいです。足元ではタレントマネジメントの強化に向けて準備しています。個人のスキルを可視化して教育に反映させ、各々がキャリアパスを描きやすい環境の構築を企図しています。

太田垣

私の所属する加工課にも続々と新入社員が入社されると聞いていますので、皆さんが早くご活躍できるようサポートしていきます。今後繫忙期に向かっていくので、教育と通常業務の両立に向けて教育の効率化も進めたいです。
Section 03

今後のビジョンと、採用候補者へ向けて

3年で組織の完成とポートフォリオ拡大。持続的な成長に向けた土台作りを完了

3年で組織の完成とポートフォリオ拡大。
持続的な成長に向けた土台作りを完了

太田垣

ここからは今後のビジョンについてお聞きします。まずは3年程度の時間軸で実現したいことを教えてください。

沼田

グローバル・ローカルで活躍されるお客様へ持続的に価値を提供できる企業としての進化に向けて、段階的な組織改革を構想しており、3年後までに一つの完成形を築き上げたいと考えています。

沼田

新領域への挑戦は欠かせないですね。長期的な時間軸ではグローバルトップの課題解決型技術提案企業として、世界各地で認知される状態を目指したいです。

角本

長期的な発展のためには、生産工程のデジタル化など、新技術を積極的に取り入れていくことが重要だと考えます。また、先ほど短期的なビジョンでポートフォリオを拡大したいと言いましたが、将来的には宇宙領域等にも挑戦したいです。

オーティスだけでなく、
真庭市のファンを増やしていきたい。
将来的には地域一体型の施策も構想

角本

長期的なビジョンとしてもう一点、お客様の訪問が毎日ある状態を目指したいです。また、訪問して良かったと思っていただける環境を作りたいと考えています。遠方からお越しいただいたお客様に真庭での滞在を楽しんでいただける施策も打ち出したいです。

沼田

まさに理念の一つである「お客様やビジネスパートナーとまた一緒に仕事したい、とお互いに言い合えるような関係を作ること」に直結していますね。

角本

本社所在地の真庭市は現在目立った観光名所が無いので、真庭市を巻き込んで工場の周りに宿泊や飲食などの施設を充実させ、お客様に居心地の良い環境を提供したいです。来ていただいたお客様にオーティスの、そして真庭のファンになっていただきたいです。

沼田

JPiXでは製造業だけでなく、観光事業や交通事業の経営にもノウハウがあるので、コラボレーションできるかもしれません。非常に良い取り組みだと思います。是非実現させましょう。
Message

採用候補者へのメッセージ

太田垣

最後にこれから一緒に働く採用候補者の皆さんにメッセージをお願いいたします。

角本

自身の軸として実現したいことをしっかりと持っている方に来ていただきたいです。何をやりたいかを考えて、それをオーティスで実現してやろうという思いを持ち込んでいただきたい。私としては、皆さんのやりたいことがオーティスというプラットフォームでどのように実現できるかを一緒に考えるのが非常に楽しみです。

沼田

挑戦を自分事として楽しめる方に是非参画していただきたいです。オーティスは歴史のある企業ですが、ものづくりのベンチャーだと思っています。企業の成長の過程で今後挑戦の場が続きますし、中小企業では個人の裁量も大きいので挑戦を楽しめる方には最高の場だと思います。
採用候補者へのメッセージ

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