■男のロマンって、なんやねん
否定をされた時、「わかってないなー、そこロマンだろ」と思うことがあり、
そもそもロマンってと、軽い気持ちで書き始めたのですが、
本能のままに書けば書くほど深い話になってしまいました。
私は満員電車で通勤しながら、こんなことばかり考えてメモしています。
気づけば長編になっていたので、今回は「ロマン三部作」としてまとめてみます。
ロマンとは、趣味や感情のように扱われがちですが、
調べ、考え続けるうちに、私はある結論にたどり着きました。
ロマンとは、人類が進化の過程で獲得した前へ進む本能の名残りである。
軽い言葉に見えて、実は人間の奥底までつながっているテーマのような気がする。
ここから第一部として、私流でロマンの「起源」を解いていきます。
■ ロマンは生存を高めた個体が持っていた性質だった
人類の長い歴史を振り返ると、生存率を上げたのは、次のような行動ができる個体でした。
・未知の土地へ踏み出す(=生存圏の拡大)
・危険に挑み、道を切り開く(=資源確保)
・巨大な自然や外敵に立ち向かう(=限界の突破)
・仲間と協力して成果を得る(=集団で生き延びる)
これらの行動を取れた個体の遺伝子が次の世代へ残り、
結果として、人間の脳には「前へ進みたい」「挑戦したい」「仲間と勝ちたい」という 前進プログラム が刻み込まれました。
これが現代に残っている姿が、私たちが何気なく「ロマン」と呼んでいる感情の正体のようです。
週刊少年ジャンプに心を踊らされて育った私の世代の勝利・友情・努力のテーマ感そのものの気がする。
■ 冒険・挑戦・巨大さ・協力に惹かれる理由
現代ではもう、命がけの狩りも大移動も必要ありません。
しかし脳の仕組みは、太古とほとんど変わっていない。
そんなに簡単に進化するわけがないから。
だって、おじいちゃんと自分比較して、何か進化しましたか?
私の場合、髪の毛が生えたか、無いかぐらいしか違いが無いです。
だから、
・未知=報酬予測がつかない刺激
・危険=脳が覚醒するスイッチ
・巨大=自分の限界を測る対象
・協力=生存確率を上げる行動 に触れた瞬間、
脳は「これは生き延びるためのチャンスだ」と判断し、ドーパミンを出します。
そして私たちは、その感覚を「ロマン」と呼んでいるだけなのです。
文化ではなく構造。
性別ではなく生存戦略。
感情ではなく進化の名残り。
ここを認識した瞬間、ロマンという言葉は一気に立体的に見えてきます。
確かに、パチンコで確変に昇格した時も、同じ感覚を得ているような気がする。
■ ロマンは時代が変わっても機能し続ける
文明が進み、危険は減り、挑戦は仮想空間へ移りました。
しかし本能はアップデートされていません。
だから
旅に出たくなるのも、
高い山に登りたくなるのも、
大勢で何かを成し遂げたくなるのも、
巨大プロジェクトに惹かれるのも、
すべては脳が「生き延びようとしている」反応です。
ロマンとは古臭い概念ではなく、
人間が前へ進むために必要な最古のエンジンなのです。
■ 今日の問い(第一部の問い)
あなたの中では、どんな瞬間に進化の名残りのような本能が動き出しますか?
・未知を前にした時か
・限界を超えようとする瞬間か
・巨大なものに心を奪われる時か
・仲間と同じ方向へ走り出したくなる瞬間か
その衝動こそ、あなた自身が持つロマンの原型なのだと思います。
私は今まで、ロマンという言葉を言い訳にしか使ってませんでしたが、、、
オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司
