私たちは日々、何かと向き合いながら生きています。
仕事、人間関係、数字、期限、そして時には、自分自身。
でも、その向き合っているものが、
本当に正体の見えているものなのか、ふと考えることがあります。
たとえば、新聞やニュース、会議の資料。
そこには、たくさんの情報が並んでいます。
でも、「本当のこと」は、そこにはあまり書かれていない気がするのです。
過去、一瞬は本当だったかもしれない。でも、今と未来の視点ではもう違っている。
私はこれまで、経営の現場や社会の動きを見つめながら、
ずっと「違和感」のようなものを抱えてきました。
そして最近、その違和感の正体が少しずつ言葉になるようになってきました。
それは、「構造」を見ていないと、判断を間違えるということです。
この世界では、「何が起きたか」よりも、「なぜ起きたのか」を読み解く力の方が、ずっと大事です。
そしてそれを見抜くために必要なのが、「知識」ではなく、「インテリジェンス」です。
インテリジェンスは「構造を見抜く力」
インテリジェンスと聞くと、どこかスパイ映画のような響きがありますよね(笑)
でも、ここで言うインテリジェンスとは、「見えていないものに気づく力」のこと。
つまり、目に見える情報の奥にある、意図や背景、構造を感じ取る力です。
たとえば、
・なぜこの時期にあの政策が動いたのか?
・なぜある企業は急に売却されたのか?
・なぜ突然、あのサービスが流行りだしたのか?
・なぜ日本のこの技術は世界で売れなかったのか?
これらは偶然に見えて、実は構造の必然の中で起きていることかもしれません。
そんな風に、「表に出てこない力学」に気づけるようになると、
ビジネスの判断も、自分の人生の選択も、ずいぶん変わってくると私は感じています。
もちろん、こんな偉そうに語っている私も、まだまだ見抜けていないことだらけです(笑)
いまだに、ロシアン握りずしの激辛わさびの有無は、事前に見抜けませんが、
なぜ私の握りずしにだけ、わさびが多めに入れられていたのか? 面白いリアクションを求められているのか?
多めを期待していたのに、入っていない。。。でもリアクションは大げさにした方が良いのか?
そう、私もその程度の目利き力です。
でも、それでもいい。
それでも「問い続けること」が、きっと大事なんだと思います。
この例えが必要だったかどうかはさておき、この連載では、全10回にわたって、
構造を見抜くための10の視点を、私の体験や問いを通してシェアしていきます。
少しでも、あなた自身の視点の広がりにつながればうれしいです。
一言まとめ
構造も、見抜くのは難しい。
でも、問い続ける者だけが地図にない領域を歩けるのだと思います。
オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司
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