世界は、いろんな国の人たちが、今日を生きるために本気で働いている場所だ。
美味しい料理をつくり、家族を守り、自分の人生に誠実に向き合っている。
そこに国境なんて、存在しない。政治と個人の生活は、まったく別の世界だ。
国を批判したところで、そこで暮らす人には、何ひとつ罪はない。
人間は国の代表ではない。ひとりの人生の代表だと思う。
そんな気持ちになったので、私の子孫へ遺言を記しておきます。
子孫へ
・正しさを振りかざして殴り合うな。
静かに、誠実に、品を持って立て。
・SNSやマスコミの雑音に心を明け渡すな。
他国を責めて心を満たすなんて、安い満足だ。
その時間で自分の日常を磨け。
・人を下げてまで、自分を上げるな。
そんな強さに未来はない。
・勝ち負けの枠の中だけで戦うな。
一歩外に立てる人間が、最後は勝つ。
・弱い人に優しくあれ。
優しさは、誇り。
・見返りを求めるな。
損得でしか動けない人生は、浅い。
・言葉と行動を近くしろ。
嘘のない背中は、最後に必ず味方を作る。
人は、肩書きや 資産で飾ることはできるでしょう。
しかし、人生を本当に豊かにするのは、自分の品格を磨き続けることだと思う。
私が子孫へ残すのは、この言葉だけで十分で、それ以上は、もう私の戯言を聞かなくていいと思う。
この言葉に行きつくまでに時間がかかったが、ようやく納得のいく形になった。
なぜかドイツで完成し、めちゃくちゃ健康だし、まだまだ生きる予定ですが、早めにできたし、早めに伝えた方が良いと思いました。
亡くなる間際で伝えられても、困るでしょ? もっと早く言ってよって、なると思うのよ。
さて、会社のホームページに遺言を書くのは不思議に思う方もいるでしょう。
だけど、私が思うのは、じゃあ、 あなたは、どんな言葉・想いを未来へ遺したいですか?
その言葉や想い、本当はあなたが やりたい生き方ではないでしょうか。
どうか 早めに自分に素直に生きて欲しいと思います。
オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司
