第16話:逆ばりのすすめ ― デジタルの時代だからこそ、アナログを活かす

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昔から、みんなと同じ方向に進むと、なぜか恐怖心を感じます。
同じ条件でスタートするのが、怖くて やってられないのです。

例えば就職活動。
就活フェアには行きませんでした。
自分で四季報の成長企業特集を読み、自分で見つけた会社に自己PRを送りました。
ベンチプレス100キロを上げ、100mを11秒5で走る話しとそれを実現する精神力がある話を書いた、ある意味 事故PRでした。
勤務地も初めから交渉して決め、選んでもらう感覚ではなく、俺が選ぶ。選んだからには頑張るだと言ってました。
面接をしたのはたったの2社です。相手の企業から電話を頂いた順の2社に絞りました。
大企業数社から直電できたのですが、ちょっと遅かったからを理由にお断りをしたのが良い思い出です。

 

受験も同じで、すべり止めという発想がなく、塾もいかず、最低限の受験しか受けたことがありません。
大学に行くのが当たり前的に言われると、拒否したくなるので、願書も友人に頼み、一緒に受けに行きました。
だから正直、人から人生相談を受けても、私のアドバイスは全く役に立たないと言われます。

 

でもこの性格があったからこそ、ニッチなビジネスを探し、新しいものを生み出すこと で役に立ってきたと思っています。
そして、こんな時代だからこそ私は言いたい。


アナログが重要だ と。
アナログを活かすためにデジタルを使うべきです。
例えば、リアルな面談で相手を知り、情報を得て意見を交わし、未来につながる収穫をお互いに得る。
これが本当に大事なことだと思います。
私とWEBで面談しても、それは角本の5%程度だと思ってください。

 

さて、そのデジタル化、誰のためにやっていますか?
・顧客から言われたからですか?
・世の中の風潮だからですか?
・やってないと時代遅れに見えるからですか?
・少子化や高齢化だからですか?

 

たとえ顧客に求められても、自分たちが本当に必要だと議論して決めたことだけをやりましょう。
それが、逆ばりでも、誇りある進み方だと私は思います。

 

アナログで本質を見抜き、デジタルで未来をつかむ。それが、今の時代に必要な逆ばりの道です。
本当はそれが王道だと思ってますが、違いますかね?

 

オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司

 

 

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