【第10回】気づいたあなたが、次にすべきこと
問い:「あなたは気づいた者として、何を残しますか?」

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「気づいてしまった」
そう感じたとき、もう元の感覚には戻れません。
それは構造のほつれに気づいたのかもしれないし、
他の人がスルーしている違和感に、ひっかかったのかもしれません。
この10回の連載は、そんな気づいてしまったあなたのための旅でした。

■ 陰謀論じゃなく、「構造の目」で世界を見る

世の中で起きていることの多くは、「表」で語られています。
でも、なんとなく引っかかる。うまく飲み込めない。
それは、裏があるからではなく、下に構造があるからです。
構造とは、
・誰が何を意図し、
・どんな前提がセットされ、
・何が見えなくなっているか
を見抜くための視点。
そして、これからの時代には、その構造を見る感性がますます必要になっていくでしょう。

■ 「問い」が未来をつくるサービスになる

今、世の中にはモノも情報もあふれています。
でも、「問い」は、まだまだ足りていません。
問いには、こんな力があります:
 • 今ある常識を揺らす
 • 空気を変える
 • 選択肢を増やす
 • 人を動かす
これからのビジネスは、「正解」ではなく、「問い」から始まる。
サービスや事業は、問いの形をしたプロダクトになる。
つまり、「思想起業」つまり、問いや哲学を起点に価値を創る時代です。
問いを持つ人が、世界を変える構造を実装していく時代なのです。
(AI自体も問いの哲学の集合体みたいなものですしね)

■ AIとの共創? それともAIに主導される?

ここまでの連載を、もしかすると「AIが書いたのでは?」と思った方もいるかもしれません。
たしかに一部、技術的な支援は受けています。
でも、すべての問いは、私が発しています。
問いの角度、視点の選定、構造の仮説、読み手への語りかけ。
これらは、人間としての私の温度や余白がなければ、生まれにくいものです。

 

つまり、人とAIの共創の境界線は、「問いが誰から始まったか」に宿るのです。

一言まとめ:

構造を見抜いた者には、構造を問う責任が生まれる。
AIが整える未来の中で、問いを持ち続ける人間こそが、次の物語を創る存在になる。
あなたの問いが、未来を揺らす起点になる。
構造を知り、構造を問うということは、未来を創ったり、進化に火を灯す行為なのです。

 

オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司

 

 

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