第63話:Netflixを30分探して、結局YouTubeを見る現象について

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普段の生活の「あるある」を分析し、対策を考え、考察してみた。

Netflixを開いて、あれも違う、これも違うと30分。

結局、何も決められずにYouTubeを見る。

これ、ただのあるあるではありません。

選択肢が多すぎる時代に起きる主導権喪失です。

 

情報戦の正体

Netflixは選ばせる設計。YouTubeは決めたように感じさせる設計。

人は疲れると、自分で選ぶことをやめ、アルゴリズムに判断を委ねます。

つまり、選べる自由が、決められない不自由に変わるということです。

 

ここで韓非子の言葉が思い浮かびます。

人の智、萬を擇ぶに苦しむ。故に、策は専にして用うべし。

選択肢が増えるほど、人は迷う。

私が言いたいのは、2,000年前も、今も、人間は変わっていないということです。

 

戦略的に見ると、Netflixを30分探してYouTubeに逃げる行為は、自分で選んだのではなく選ぶことを放棄した状態。

主導権は、自分から外部へ出ています。

 

では、そうならないためのアクションを考えてみる。

・法(仕組み):視聴リストを事前に10本決める

・術(操作):時間×気分で観るジャンルを固定する

・勢(ポジション):YouTubeのおすすめを意図的に育てる

精神論ではなく、仕組みで勝つようにする。(勝ち負けではないのだが)

 

実は組織にも同じことが起きていることがないだろうか。

・会議で決めきれない

・提案は多いが実行が進まない

これもすべて、選択疲労

個人で起きることが、仕事で起きないとは限らない。

 

大事なことは、主導権は選んだ者ではなく選ばせた者にある。

そう意思決定はその場で悩むものではなく、先に決めておくものだと思う。

 

そう考えると、皆さん、最近自分で考えて選択をしていますか?

知らず知らずのうちに、選ばされているだけの人生になっていませんか?

 

オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.

角本康司

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