それでもビデオカメラで撮影した映画は、人の心を動かす。
感情を伝え、感情を呼び起こす。
この差は大きい。
そして、そこにものづくりや仕事の本質がある気がした。
道具を持てば伝わるわけではない。
高性能な機材を使えば、人の心に届くわけでもない。
大事なのは、
その道具で何ができて、何ができないのかを理解した上で、
何を伝えたいのかを持つことだと思う。
これは仕事でも同じだ。
IT、DX、AI。
便利な言葉ほど、いつの間にか目的と手段が入れ替わる。
気づけば、
「何を実現したいのか」よりも、
「何を導入するか」が先に来てしまう。
でも、本来考えるべきなのはそこではない。
先にあるべきなのは、
誰のどんな課題を解決したいのか、
何を変えたいのか、
何を届けたいのか、だ。
道具を正しく知る。
限界も含めて理解する。
その上で使う。
遠回りに見えて、これが一番強い。
映画を学びながら、
そんな当たり前で大事なことを改めて教わった。
仕事でも、心がけたい。
という2023年4月、3年前に自分で書いたメモを見つけた。
良いこと書いてるなと思ったので、転載しました。
オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司
