結果から言うと、非常に好評だった。
講演後も質問が途切れず、モデルライン見学や展示品紹介でも活発な意見交換が続いた。
終了後には、
・非常に勉強になった。
・一緒にこんなことができそうですね。
・ビジネスチャンスが山の様に見つかった。
・次回もぜひ参加したい。
・社内メンバーも連れて来たい。という嬉しい声を数多くいただいた。
主催者としては、本当にありがたい限りである。
ただ、私が一番印象に残ったのは別のことだった。
AIがすごい。
チップレットがすごい。
3D実装がすごい。
もちろん、それも事実である。
しかし話を聞けば聞くほど、最後は材料、加工、評価、品質という、極めて地味な世界に行き着く。
AIがどれだけ進化しても、
熱が出る。
ノイズが出る。
反る。
ズレる。
壊れる。
だから結局、人間が解決しなければならない課題は数多く残っている。
未来の話を聞きながら、ものづくりの本質は意外と変わっていないのだと感じた。
そしてもう一つ。
今回の勉強会は、答えを持って帰る会ではなく、問いを持って帰る会として企画した。
半導体実装で何が起きているのか。
自社の技術はどこで役に立つのか。
誰と組めば新しい価値を生み出せるのか。
大切なのは、勉強になったで終わることではない。
学んだことを、どう行動に変えるか。
その行動が、新しい技術を生み、新しい仕事を生み、未来を創っていく。
その問いを一つでも持ち帰っていただけたのであれば、この勉強会は成功だったと思う。
また、この勉強会は、私一人では決して開催できなかった。
企画・準備・会場設営・モデルライン見学・展示品の準備・当日の運営まで、多くの社員が力を貸してくれた。
通常業務を抱えながら準備を進めてくれた社内メンバーには、この場を借りて心から感謝したい。
皆で作り上げたからこそ、多くの方に喜んでいただける会になったのだと思う。
オーティスは加工メーカーである。
しかし、ただ加工するだけではなく、技術と技術、人と人をつなぐ場も作っていきたい。
今回を第1回とし、今後は3カ月に一度を目安に、このような勉強会を開催していきたいと考えている。
そのためには、「次は何を学ぶか」「誰に来ていただくか」、そして「どんな問いを皆さんと共有するか」を考え続けなければならない。
正直なところ、それが今、一番の悩みでもあり、一番の楽しみでもある。
学び続ける会社には、人が集まる。
人が集まる会社には、技術が集まる。
技術が集まる会社には、未来が集まる。
そんな会社を目指していきたい。
ご参加いただいた皆さま、そして吉田先生、本当にありがとうございました。
いやー、本当に楽しかったし、皆様のご厚意・善意の集まりを体感し、感謝感謝。
オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司
