第117話:本場感

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最近、本場の○○という言葉に弱いです。

「本場中華の」「本場インドの」「本場大阪の」。
本場と書いてあったら、ついつい入ってしまう。

若い頃は、財布の中身を気にしたり、大盛無料の店を探していました。

今は「本場」の二文字で十分です。

 

50代になり、ずいぶんと人生も落ち着いたもんです。

 

先日も、出張が続き、仕事でクタクタになって駅を歩いておりました。

 

「あぁ、今日はまっすぐ帰ろう。」

そう思った瞬間です。

 

「本場 タイ東北地方の○○」。

 

はい、負けました。

 

吸い込まれるように店へ。

本場には行ったことないけど本場感を感じ大満足。

 

食べ終わって外へ出たら、向かいに

「本場のインドカレー」。

 

さっきまで中国にいたのに、もうインドです。

飛行機より早い。

食欲にはパスポートがいらないんだ。

 

でも、不思議なんですよね。

 

本場かどうかなんて、本当は分からない。

 

それでも、私は「本場」と書いてあるだけで安心し、なんかワクワクする。

 

私は味を探しているようで、安心や楽しみを探しているのかもしれません。

 

会社も同じですね。

 

「あそこなら任せても大丈夫。」

「あそこの会社 面白そうだな」

そんな安心感やワクワクを持ってもらえる会社には、人が集まります。

 

技術だけではなく、積み重ねた信頼が「本場感」をつくるのでしょう。

OTISは、本場の岡山感というか、本場日本の製造業感というか、なんというかね。

 

次に「本場」の看板を見つけたら?

 

もちろん入ります。

学習能力はあるはずなんですが、胃袋と好奇心には逆らえないので。

 

オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.

角本康司

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