第131話:3メートル先の人にメールする

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会社で、ときどき不思議に思うことがある。
席が3メートルくらいしか離れていない二人が、メールでやり合っている。

「この件、どうなっていますか?」

カタカタ。

 

「現在確認中です。」

カタカタ。

 

「いつ頃分かりますか?」

カタカタ。

 

いや、そこにいる。

3メートル先にいる。

 

もちろん、記録を残す必要がある仕事もある。

資料を送るならメールの方が便利。

相手が集中している時に、むやみに話しかけない配慮もある。

 

だから、メールが悪いわけではない。

 

でも、30秒話せば終わることを、何往復もしていることがある。

 

さて、私たちはいつから、「仕事を早く終わらせる方法」ではなく、

「いつもの連絡方法」を選ぶようになったのだろう。

 

メール、チャット、電話、対面。

どれが正しいという話ではない。

 

目的は、メールを送ることではない、仕事を前に進めることである。

 

だったら、その時一番早く前に進む方法を選べばいいと思う。

 

席が3メートルしか離れていないなら、たまには歩いてもいい。

健康にもいいから。

 

もしメールを3往復くらいして話が進まなかったら、

一度、顔を上げてみてください。 

メール相手は目の前にいますから

 

昔は、遠くにいる人と話すために通信手段が発達した。

今は、 近くにいる人と話さないためにも使われている。

 

目的と手段、時々、見直した方がいいなと、

3メートル先にいる社員に直接言わず、

会社のブログに書いている私も、同じかもしれない。

 

いや違う、これは全社員に伝えたいし、

さすがに一人ずつ3メートル先まで歩いていくわけにはいかないので(笑)

 

オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.

角本康司

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