私は、オーラが見えたり、霊感もない。
ただ、その光景から相手まで想像できてしまい、勝手な光景を思い浮かべている。
この人は本気で挨拶しているよ、申し訳ございませんと思っているよと、むしろ応援をしたくなる。
電話だから見えない。見えないから、やらなくてもいい。
それでも、この人はしっかり頭を下げている。
内容は知らない。だけど、がんばっているよ、この人は。
そして、電話を切った後、良かったぞと心で褒めてしまう。
作法というものは、誰かに見られている時より、誰にも見られていない時の方が、その人が出るのかもしれない。
間違いなく、君はいい人だ。
そのお辞儀は相手に見せるためだけのものではなく、自分の気持ちを整える動作でもあるのだろう。
でも、全然関係のない私に、君らしさは伝わっているぞ。
さて、そう考えると、電話をしている時の私は、どうなっているのだろうか?
誰にも見られていないつもりで、どんな自分をさらけ出してしまっているのだろうか。
海外出張も多いので、日本の変なおじさんと動画に撮られない程度には、気をつけたい。
オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司
