第132話:AIで効率化する方法を半年調べている

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最近、AIをどう仕事に活用するか、という話をよく聞く。
ちなみに、最初に書いておきます。
うちの会社の話ではありません。
社内で「誰のことだ?」と探し始めると、そこからすでに非効率なので。

ある会社で、

「AIを使って、業務を効率化したい」という話になった。

そこで、まずAIについて調べ始めた。

 

1カ月後。

「いろいろ比較しています」

 

3カ月後。

「もう少し調べてから導入したいと思います」

 

半年後。

「引き続き検討中です」

 

ちょっと待ってほしい。

 

AIで効率化する方法を調べることに、半年使っている。

何かがおかしい。

 

もちろん、大きなシステムを導入するなら慎重に検討する必要がある。

でも、個人で試せるものなら、まず使ってみればいい。

 

10分使って、「これは使えない」でもいい。

30分使って、「これは便利だ」なら、明日から使えばいい。

 

しかもAIは変化が速い。

半年かけて完璧に調べ終わった頃には、最初に調べたAIがもう変わっている。

そして、また調べる。

永遠に始まらない。

 

効率化とは、 効率化する方法を考えることではなく、実際に時間が減ることである。

 

時間を節約するために、半年間調べる。

人間はときどき、 目的を達成するための手段に、目的以上の時間を使う。

AIで仕事を効率化したいなら、まずAIを使ってみましょう。

半年間調べるより、 半年間使った方が、たぶん詳しくなっています。

 

そんなことを書いている私も、

酒をたくさん飲むために、肝臓系のサプリを飲む。

節約するために、送料無料になるまで余計なものを買う。

仕事を効率化するための会議を、1時間やる。

会議を減らすための会議を開く。

メールを減らす方法を、全社員にメールする。

ペーパーレスを説明する資料を、紙で配る。

残業を減らそうという資料を、残業して作る。など、

 

目的と手段が入れ替わった前科は、たくさんあります。

 

だって、人間だもの。

 

ただ、今はAIの時代、そんなことしちゃダメ。

 

オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.

角本康司

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