否定の裏側には、
「自分の立場を守りたい」
「責任を負いたくない」
「不利になるのが怖い」
そんな無意識の声が、言葉の奥に潜んでいるのかもしれない。
僕はそれを責めたいわけじゃない。人間だから、誰だってそういう時がある。
特に、メディアのような“安全地帯”からの批判や評論を日常的に目にしていると、
それがまるで「正解」のように見えてしまうのも、無理はないのかもしれない。
しかし、そのままだと、誰かの批判で終わる人生になってしまう。
本当に強いのは、「自分だったらこうする」と、自分ごとで考え続ける人。
実際にできるかどうかは別にしても、「自分だったらこうしてみる」という姿勢を持ち続ける人には、まわりが自然と耳を傾ける。
その人が発する言葉には、覚悟と温度があるから。僕は、そういう人と一緒に仕事がしたい。
自分のポジションを守るより、未来に向けて何ができるかを考え続け、実際に行動する人。
たとえ今は静かでも、そういう人にこそ、組織の空気を変え、未来を切り開いていって欲しいと思う。
批判ではなく、提案を。
愚痴ではなく、行動を。
不満ではなく、未来を語ろう。
僕もそうありたいし、
そして今、少しずつ、そんな仲間が増えてきていることを、とても嬉しく思う。
オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司