熱のこもった魂のある言葉は、ときに煙たがられます。
でも、それは心に火がある証拠。
火がなければ、煙も、ぬくもりも、生まれない。
煙くて当然。私はそれが普通であり、良いことだと思っています。
最近よく思うことがあります。
本気で語る人ほど、煙たがられることがある。
「暑苦しい」「体育会系」「空気読め」といった言葉で、本音の言葉が一蹴される場面もあります。
でも僕は、誰かを燃やしたいわけじゃありません。
ただ、自分の中に火があるだけ。
■火に対する人の5タイプ
僕は、人が火(=情熱や信念)に対してどんな反応をするか、大きく次の5タイプに分かれると思っています。
1.自分で自分の心に火をともせる人
2.誰かに火をつけられると、燃え始める人
3.火があれば、そっと近づいて一緒に眺める人
4.火に興味もなく、近づきもしない人
5.他人の火をわざわざ消そうとする人
タイプに優劣はありません。
でも、「5」の人だけは、会社という組織においては「悪」だと、僕ははっきり言います。
僕は、できる限り「1」の人でありたい。
そして、「2」や「3」の人のために、火を灯せる存在でいたいと思っています。
火を持つには覚悟が要ります。
松明(たいまつ)を掲げるときに勇気がいるのと同じ。
燃えることもあるし、煙たがられることもある。
でも、魂のこもらない言葉では、人の心は動かせません。
だから、魂のこもってない言葉で批判されても、全く動じません。
もともと、僕の火に近づいてほしいなんて、思っていません。
ただ、寒い夜に誰かが迷ったとき、遠くからでも見える火ではありたいかなぐらいです。
その火を見て、「あっちに行ってみよう」と希望の方向を示せたら、嬉しいかなと。
■組織における「火の人」の重要性
会社にとって大事なのは、「1」「2」「3」の人がどれだけ多く存在しているか。
「4」の人は、もしかしたら今の環境が合っていないだけかもしれない。
やりたいことや、燃えられることに出会えれば、1~3に変わる可能性があります。
だからこそ、自分にとって本当に興味が湧く場所に身を置くことも、大切な選択肢だと思います。
そして「5」の人へ。
その他人の火を消す力は、実はあなた自身の火にもなり得るエネルギーです。
向ける方向さえ変えられたら、あなたの本当の力はもっと発揮できるはずだと思います。
伝え方が難しく上手く書けているかわかりませんが、何かハッピーにつながる参考になればと思います。
以上