現物の世界で勝負を決める要素 は何か。
その核心が、いよいよ来年、私たちが本気で挑む
サブミクロン(0.5μなど)の世界です。
素材のちょっとした癖。
湿度で変わる微妙な挙動。
押圧のわずかな差。
刃物の表面状態。
フィルムの伸びと戻りのタイミング。
こういう世界は、AIがどれだけ賢くても ロジック化できない気まぐれ物理です。
ミクロンすら再現が難しいのに、まして 0.5μなんて。
AIが「計算上は合ってますけど…?」と首をかしげる世界。
そこを読み切るのがOTISの技術と製造メンバーだと思っています。
そしてOTISの皆さんは、毎日やっている。
・手で触った時の違和感 何かいつもと違わない?って勘とか
・素材の機嫌みたいに感じる時とか
・湿度と温度の気配みたいな感覚とか
・経験だけが知っている条件の落としどころとか
・今日はこの機械、音がちょっと違わない?という謎の洞察力
なんかそれぞれあるじゃないですか、勘というか経験値というか、わかります?
こういう 人間にしか持てない感覚の精度 が、サブミクロンの世界では決定的な差になると思います。
だからこそ、AI時代ほどOTISの価値はものすごく上がるのです。
スマホも、EVも、バッテリーも、医療も、通信も、そしてAIですら、最後はサブミクロンの壁で足が止まる。
その壁を越えられる企業は、世界でも一握りです。
だから、私は、
AIが憧れるサブミクロンの達人たちになって欲しい。
0.5μの壁を越えるOTISになって欲しい。
AIの知能がいくら高くなってもたどり着けない領域で、OTISの存在感をさらに強めていって欲しい。
ソリューション開発と金型内製のチームは、来年これを成し遂げると私は本気で信じています。
そして、自分では気づいていないかもしれませんが、OTISで働く皆さん、全員職人さんですよ。
素材のクセを読み、機械の気持ちがわかり、ミクロンの世界を普通に扱っている。
しかも最近は、その職人という枠を越えかけている人までいますよね(笑)
サブミクロンを扱える企業なんて、世界でもほんの一握り。
その仲間入りを本気で目指す来年、とんでもなく面白い1年になります。
最後にどうしても一言だけ、すべらせてください
来年OTISが向かうのは、ミクロンの先 → 未来(ミク)ロンの世界です。
漢字で書けば「未来論」。
名前の時点で、すでに未来を味方につけている気がします。
ただ、人間が考えるとどうしても、こういう面白くないダジャレになります。
この部分だけ、AIに頼めばよかったかもしれません。使い分けが大事ですね。
書くんじゃなかった気もしますが、衝動に勝てませんでした。
それが角本らしさなので、すみません。
オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司
