第65話:やる気は、やってから出る

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やる気が出たらやる。
この言葉を、私は自分自身の体験から信じていない

やる気は、やってから出る。

そう思っている。

 

だから重要なのは「やる気」ではなく、まずやること

意志や性格に頼るのではなく、やらざるを得ない仕組みをつくることの方が、はるかに重要だと思う。

 

例えば、家でゴミ捨てを命じられたとき、正直、やる気が湧くことはない。

それでも私はゴミを捨てている。

 

つまり、結果を出すことに、やる気は必ずしも必要ないということだ。

 

韓非子はこう言っている。

「人は最初からやる気があるわけではない。だが勢――やらざるを得ない状況があれば、必ず動く」

人は動機で動くのではない。仕組みと環境で動くのだと、2000年前から結論は出てたということだ。

 

だから必要なのは、精神論ではなく設計だ。

・締切と責任者を決める

・最初の一歩を小さくする

・見られる立場に自分を置く

この構造ができた瞬間、やる気は後から勝手に湧いてくるはずだ。

 

まとめると、「やる気が出たらやる」は、何も始まらない一番危険な言葉。

だから、やる気を待つな。

先に、動かざるを得ない構造に身を置けということだ。

その構造に自分を置ける人が、結果を出すのだと思う。

 

実際、結果を出している人を見ていると、よく動いているし、同時に動かざるを得ない環境を自分でつくっている

だから私は、やらなければならないこと、やりたくないことでも、「とりあえずやってみよう」と、自分に言い聞かせている。

 

それって、逆に考えると、とりあえずやってみよう!という行為こそが、いちばん結果につながる行動なのではないだろうか。

 

少なくとも私の周りを見る限り、ロジックだけで頭の中が完結していて、実際に起業や経営してうまくいっている人を見たことがない。

考えることは大事だ。だが、考えるだけでは、何も起きない。

とりあえずやってみる。やりながらズレに気づき、動いた分だけ、修正できる。

 

結局、結果を出す人は、完璧な答えを持っている人ではなく、先に一歩を踏み出せる人なのだと思う。

このあたり研究して証明している人はいないのだろうか?

ただゴミ捨て面倒くさいし、やる気がでないなーと思っただけだったのだが、成功の法則にたどり着いた気がする。

 

オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.

角本康司

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