やる気は、やってから出る。
そう思っている。
だから重要なのは「やる気」ではなく、まずやること。
意志や性格に頼るのではなく、やらざるを得ない仕組みをつくることの方が、はるかに重要だと思う。
例えば、家でゴミ捨てを命じられたとき、正直、やる気が湧くことはない。
それでも私はゴミを捨てている。
つまり、結果を出すことに、やる気は必ずしも必要ないということだ。
韓非子はこう言っている。
「人は最初からやる気があるわけではない。だが勢――やらざるを得ない状況があれば、必ず動く」
人は動機で動くのではない。仕組みと環境で動くのだと、2000年前から結論は出てたということだ。
だから必要なのは、精神論ではなく設計だ。
・締切と責任者を決める
・最初の一歩を小さくする
・見られる立場に自分を置く
この構造ができた瞬間、やる気は後から勝手に湧いてくるはずだ。
まとめると、「やる気が出たらやる」は、何も始まらない一番危険な言葉。
だから、やる気を待つな。
先に、動かざるを得ない構造に身を置けということだ。
その構造に自分を置ける人が、結果を出すのだと思う。
実際、結果を出している人を見ていると、よく動いているし、同時に動かざるを得ない環境を自分でつくっている。
だから私は、やらなければならないこと、やりたくないことでも、「とりあえずやってみよう」と、自分に言い聞かせている。
それって、逆に考えると、とりあえずやってみよう!という行為こそが、いちばん結果につながる行動なのではないだろうか。
少なくとも私の周りを見る限り、ロジックだけで頭の中が完結していて、実際に起業や経営してうまくいっている人を見たことがない。
考えることは大事だ。だが、考えるだけでは、何も起きない。
とりあえずやってみる。やりながらズレに気づき、動いた分だけ、修正できる。
結局、結果を出す人は、完璧な答えを持っている人ではなく、先に一歩を踏み出せる人なのだと思う。
このあたり研究して証明している人はいないのだろうか?
ただゴミ捨て面倒くさいし、やる気がでないなーと思っただけだったのだが、成功の法則にたどり着いた気がする。
オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司
