第110話:やっぱり注意報

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「やっぱり」という言葉が気になる。

「やっぱりそうなったか。」

「そうなると思ってたんだよ。」

「やっぱりね。」

誰でも一度は口にしたことがある言葉だと思う。

 

でも、私は最近、この「やっぱり」が出たら、自分に注意報を出すようにしている。

 

なぜなら、その会話に未来を変える力があるのか、考えてしまうからだ。

 

もし本当に「やっぱりそうなる」と思っていたのなら、

 

「事前に伝えたのか?」

「防ぐために動いたのか?」

「別の方法を提案したのか?」

 

ここまでやって初めて、「そうなると思っていた」という言葉に価値が生まれる。

 

結果が出てから「やっぱり」と言うだけなら、それは未来を変えたわけではない。

起きた出来事を説明しているだけだ。

 

営業でもよくある。

「やっぱり価格だった。」

「やっぱり失注した。」

「やっぱり市場が悪かった。」

もちろん、その分析が正しいこともある。

でも、その一言で思考が止まってしまうなら、とてももったいない

 

だから、本当に大切なのは、

「そうなる可能性があるなら、次は何を変えるか。」

「そうならないように、初めから動く」

そこを考えることだと思う。

 

「やっぱり」は、経験からくる直感を確認する言葉にもなる。

一方で、結果論で自分を納得させる言葉にもなる。

 

同じ言葉でも、その先の行動がまったく違う。

 

だから私は、「やっぱり」が頭に浮かんだり、聞こえたりしたら、一度立ち止まることにしている。

 

その「やっぱり」は、未来を変えるための気づきなのか。

それとも、過去を説明して満足しているだけなのか。

 

基本的に、未来を変える人は、「やっぱり」と言う前に動く。

そんなことを考えながら、今日も「やっぱり」に注意報を出している。

 

結果が出た後の「やっぱり」が先ほど発令されました、

惑わされずに、未来を変える行動をしてください。

 

オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.

角本康司

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