「やっぱりそうなったか。」
「そうなると思ってたんだよ。」
「やっぱりね。」
誰でも一度は口にしたことがある言葉だと思う。
でも、私は最近、この「やっぱり」が出たら、自分に注意報を出すようにしている。
なぜなら、その会話に未来を変える力があるのか、考えてしまうからだ。
もし本当に「やっぱりそうなる」と思っていたのなら、
「事前に伝えたのか?」
「防ぐために動いたのか?」
「別の方法を提案したのか?」
ここまでやって初めて、「そうなると思っていた」という言葉に価値が生まれる。
結果が出てから「やっぱり」と言うだけなら、それは未来を変えたわけではない。
起きた出来事を説明しているだけだ。
営業でもよくある。
「やっぱり価格だった。」
「やっぱり失注した。」
「やっぱり市場が悪かった。」
もちろん、その分析が正しいこともある。
でも、その一言で思考が止まってしまうなら、とてももったいない。
だから、本当に大切なのは、
「そうなる可能性があるなら、次は何を変えるか。」
「そうならないように、初めから動く」
そこを考えることだと思う。
「やっぱり」は、経験からくる直感を確認する言葉にもなる。
一方で、結果論で自分を納得させる言葉にもなる。
同じ言葉でも、その先の行動がまったく違う。
だから私は、「やっぱり」が頭に浮かんだり、聞こえたりしたら、一度立ち止まることにしている。
その「やっぱり」は、未来を変えるための気づきなのか。
それとも、過去を説明して満足しているだけなのか。
基本的に、未来を変える人は、「やっぱり」と言う前に動く。
そんなことを考えながら、今日も「やっぱり」に注意報を出している。
結果が出た後の「やっぱり」が先ほど発令されました、
惑わされずに、未来を変える行動をしてください。
オーティス株式会社 OTIS Co.,Ltd.
角本康司
