なぜ断熱が見過ごせないのか?
• 最近、超薄型スマートデバイスや車載ユニット、ウエアラブル機器の内部で、「熱がこもる」「冷却できない」ことが急激に問題になっています。
• 一部の素材は、厚みわずか0.1~0.5mmで極めて低い熱伝導率を実現し、狭いすき間で熱を止める断熱材として注目されています。
• このような薄膜断熱材は、狭小空間での熱制御において非常に有効ですが、多くは一枚ごとに貼り付けるという形状で提供されるため、実装時の導入が困難という課題があります。
最新の断熱素材トレンドから見る技術背景
• 業界では、ナノ多孔体やエアロゲルをシート化した極薄断熱材が開発されており、小型電子機器向けに省スペース化と高断熱性を両立しています。
• また、電気を通して熱は遮るような新素材も研究されており、電力・熱両面での絶縁と断熱が求められる分野(例:高電圧電子部品)に期待されています。
• グローバルにおいても、熱を抑制しながら耐振動性・電気絶縁性も兼ね備えた複合断熱材料の市場投入が進んでいます。
オーティスの「あとから間に合う断熱加工」ソリューション
このような断熱素材の導入に潜む「貼りづらさ」「量産非対応」といった課題を、以下の技術で解消します:
| 課題 | 当社の対応 |
|---|---|
| 薄くて高性能でも、手貼りでは導入が難しい | 積層化+リール供給で、自動実装ラインに変換可能 |
| クリーン/異物抑制も必要 | 粉塵対策パウチ加工や極薄両面テープ(5ミクロン)で安心対応 |
これにより、設計変更が困難な現場でも熱問題への追加対策として早期に導入可能になります。
特に価値が高まる現場
• 製品ローンチ後に「発熱が想定以上」という重大課題が顕在化したケース
• 設計段階では問題なかったが、筐体の薄さや部品配置による物理的制約が出た現場
• クリーン規格や安全規格に対応する必要がある医療/車載・工業機器
部署別メリットと導入効果
| 部署 | 課題・ニーズ | オーティスの対応とメリット |
|---|---|---|
| 設計 | 「もうスペースがない」「ヒートシンクが使えない」 | 極薄断熱材とグラファイトシートの積層+カスタム形状で設計変更不要の熱遮断と拡散を実現 |
| 購買 | 「調達性が低い」「標準化されていない材料で社内承認が下りない」 | リール供給・安定仕様による調達性向上、承認が得やすいに変換 |
| 製造 | 「手貼りでは追いつかない」「歩留まりが悪い」 | 自動貼り用リール仕様で工程への組み込みが容易に |
| 品質保証 | 「粉塵や剥がれでトラブルになるかも」 | 要望環境の合わせた加工対応によりリスクを低減し、品質基準にも適合 |
材料メーカーにも広がるチャンス
断熱素材の性能は高くても、「使いやすさ」で門前払いされる事例も少なくありません。
当社が形状/供給仕様の変換を行うことで、材料メーカー様は:
• 採用ハードルを下げて普及を促進
• 用途別に標準部品化が可能に
• 製品提案の幅が広がり営業力強化につながる
• 他素材と積層させ付加価値を付ける という形で、市場展開の加速を期待いただけます。
試作サンプルを持っておかないと、材料素材だけでは採用検討されません。
まとめ:「断熱も、後から間に合わせられる」
製品設計段階だけで熱対策を完結させるのはハードルが高い時代です。
極薄で性能が高い断熱材を、使える形に変換—それが、「設計変更できない」「急な温度問題」に対応する現場設計者への新しい提案です。
・技術相談はこちら(角本宛歓迎)
・支給材との断熱加工/共創開発もお気軽に
コラム監修:角本 (オーティス株式会社)
工学部出身の技術営業なので、加工現場に根差した「営業 × 技術」の価値を追求してます。
国内外 年間100件以上の相談を受けるなかで、是非困っている企業の力になれれば嬉しいです。
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