■ ノイズ吸収シートの種類と役割
ノイズ対策シートにはさまざまなタイプが存在します。主な役割は以下の通りです:
• 放射ノイズの吸収・抑制(空間に飛び出すノイズを抑える)
• 隣接部品からの干渉遮断(高周波ICやアンテナ間の干渉防止)
• 伝導ノイズの低減(電源ラインや筐体へのノイズ伝播を防ぐ)
これらのシートは、フェライト系・磁性体系・導電性材料などがベースとなっており、周波数帯域・設置箇所・用途に応じた選定が求められます。
■ シート形状が前提?――量産工程とのミスマッチ
現在、市場に出回っている多くのノイズ吸収シートは、「シート単体」の状態で提供されるのが一般的です。
しかしこの形状では、以下のような“現場の声”がよく聞かれます:
• 「形を加工できる業者がいない」
• 「シート品で自動貼り機に使えない」
• 「人手で貼るしかなく、量産に向かない」
これでは、せっかくの対策部材もコストや再現性の壁に阻まれ、導入が進みません。
■ オーティスの加工ソリューション:ノイズ対策を量産の世界へ
こうした課題を解決するため、以下のようなソリューションをご提供しています:
・ リール加工への変換が可能
本来シートでしか流通していない材料でも、当社独自の加工技術により連続リール化(巻取り供給)が可能です。
これにより、自動化ラインでの量産実装に対応できます。
・ 自動貼り合わせ機対応の形状設計
お客様の実装装置・貼り付けピッチ・部品サイズに合わせて、形状・位置ズレ・搬送安定性までを考慮した設計が可能。
手作業ゼロの実装を実現します。
・ 材料メーカー不問
当社はどのメーカーの吸収シート・導電フィルムでも対応可能。
すでにお使いの材料での支給加工・仕様カスタマイズにも柔軟に対応いたします。
■ 材料メーカー様にも利点あり
シート材料を量産現場に採用してもらうための最大の障壁は、「使いづらさ」=形状・供給形態にあります。
当社では、既存シート材料を「使いやすい部品」として加工変換できるため、
• 「この材料、実装現場が採用できない」
• 「貼る手間が大きく、営業提案で不利になる」
• 「そもそもシート材料単体では単純価格勝負になり差別化できない」といった悩みをリール仕様・量産部品化で解決できます。
■ まとめ:「貼れる」だけでなく、「使える」に変える
ノイズ対策シートは、信頼性を守る最後の希望です。
でも、その希望を現場で「機能させる」には、加工・供給・実装設計の連携が必要です。
私たちオーティスは、その橋渡しを担う存在として、
• 材料メーカー
• 実装現場(生産技術&製造部門)
• 設計部門 の三者にとってメリットある形で、ノイズ対策部材の「量産化」をサポートしています。
まずは技術相談から
材料メーカー様のご相談・支給加工のご依頼も歓迎
コラム監修:角本 (オーティス株式会社)
工学部出身の技術営業なので、加工現場に根差した「営業 × 技術」の価値を追求してます。
国内外 年間100件以上の相談を受けるなかで、是非困っている企業の力になれれば嬉しいです。
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