TECH COLUMN 技術コラム

薄く、美しく、確実に 接着できなくて困ってませんか?

材料・加工技術

公開日:

製品の小型化・高密度化が進む中で、極薄両面テープは設計者にとって欠かせない接着材料となっています。
しかし、その薄さゆえに「貼りづらい」「扱いにくい」という現場の悩みも多く聞かれます。
この記事では、世界的に注目される極薄両面テープの最新動向と、実装現場での課題を解決するオーティスの革新的な加工技術をご提案いたします。

極薄両面テープの世界戦略、加速中

製品の「小型化・軽量化」「高密度化」「環境対応」。
この三拍子を実現するため、各国の粘着材料メーカーがしのぎを削っているのが「極薄両面テープ」です。
世界的に求められている仕様は:
極薄でも高い接着力と耐久性
ソルベントフリー・低VOCなど環境配慮型
フレキシブルデバイス・医療機器・EV電装部品への展開
貼るという行為が構造設計において機能を持ち始め、両面テープは単なる接着材ではなく構造材の一部としての地位を確立しつつあります。
今後は、AIによる自動設計に選ばれる必要もでてくるでしょう。

優れたテープが使いづらい理由

ところが、現場でよく聞く声はこうです:
• 「このテープを使いたいけど、上手く貼れない。」
• 「薄すぎてハンドリングが不安定で、手作業が大変」
• 「形状カスタマイズできないと、設計や企画に落とし込めない」
• 「部品同士のクリアランスがギリギリで、既製品では厚すぎる
極薄両面テープは素材としては優れていても、そのままでは実装工程と相性が悪いことも少なくありません。

オーティスが提案する「設計から使える形」

私たちはこうした課題を設計者が採用できる形に変えることで解決します。
特長は以下の通り:
• 積層仕様の最適化
粘着層/剥離ライナー/絶縁層など、部品設計に合わせた厚み・構成の制御が可能です。
• 自動貼り合せ対応のリール形状
リール状に加工して納品することで、部品実装の自動化が実現できます。極薄でも形状精度±0.05mm以下で対応。
試作時の手貼り対応もしわ無く貼れる納入形態に
• 特殊形状・マイクロ形状にも対応
打ち抜き・積層・スリット技術を組み合わせることで、極細ピッチ・異形状にも加工可能です。
こうした加工技術によって、テープそのものの特性を活かしながら、現場で使える仕様へ落とし込むことが可能です。

最初から使える形であることの重要性

• 設計者様:「採用したいが、装着性に不安がある…」
• 調達担当様:「特注加工はコストがかかりそう…」
• 製造現場様:「薄くて扱いにくいものは歩留まりが悪化する」
こうした懸念を、この形なら問題ないという納入形態で先回りして解消することが、私たちの役割だと考えています。

材料メーカー様への提案

当社との協業で、以下のようなメリットが生まれます。
逆にこの準備ができていないから採用されないというケースもございます。

 

• 開発設計の採用率向上
→ お客様が「貼れる形」としてすぐに検証できるため、設計フェーズでの材料採用が進みます。

 

• 営業提案時の差別化
→ 加工後の部品見本を用いた即提案・即試作が可能に。営業活動にスピードと現実味を付加。

 

• 高機能材料の市場展開力強化
→ 複雑な構造体や極小デバイスへの展開が広がり、新市場へのアプローチが可能になります。

まとめ:優れた素材こそ、実装しやすく

極薄両面テープの性能を最大限に活かすには、「貼れる素材」ではなく「貼れる形」であることが鍵です。
私たちは、どのメーカーの素材でも対応可能な中立加工会社として、機能と実装性の両立を設計段階からサポートしています。

 

極薄テープの量産仕様でお困りの方はこちら(角本宛歓迎)
支給材の仕様検討・加工試作などもお気軽にご相談ください

 

 

コラム監修:角本 (オーティス株式会社)
工学部出身の技術営業なので、加工現場に根差した「営業 × 技術」の価値を追求してます。
国内外 年間100件以上の相談を受けるなかで、是非困っている企業の力になれれば嬉しいです。

 

#極薄両面テープ #接合設計 #リール供給 #自動装着対応 #厚み制御 #精密加工 #高密度実装対応 #軽量化 #環境

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