TECH COLUMN 技術コラム

金型自社内製で薄い素材もバリなく打ち抜き

材料・加工技術

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薄膜フィルムや金属箔の加工では、バリやクラックの発生が検査NGの大きな要因となります。お客様の成果を第一に、当社は金型を自社内製することで、微細部材でもバリなく安定した打ち抜きを支えています。これにより、試作から量産まで検査適合率を高め、歩留まり改善に直結しています。

なぜ金型の自社内製が必要なのか?

プレス加工の品質を決めるのは金型精度です。外部委託では細かな修正に時間がかかり、不具合対応が遅れるリスクがあります。当社はマシニングセンタやワイヤー放電加工機を自社に導入し、設計から製作までを一貫対応。μm単位での刃先補正や調整が可能で、肉眼では継ぎ目が見えないほどの精度を実現しています。

安心して任せられる薄膜対応─バリレス加工と精密補正

フィルムや金属箔といった薄い素材は、加工時に破れやすく、断面品質の安定が課題です。当社はパンチ型や彫刻型を自社製作し、材料特性に合わせた刃角・深度を設計。さらに摩耗時には研磨を行い、刃先の切れ味を復活させます。その結果、薄膜でもバリやクラックを抑えた断面が得られ、検査適合率を安定的に確保できます。

歩留まり改善を支える内製金型

金型を自社内製するメリットは、不良発生時の即時対応だけではありません。材料ごとの伸縮や硬さを考慮し、条件出しを社内で繰り返せるため、量産立ち上げがスムーズになります。客様にとっては、立ち上げ期間短縮と歩留まり改善の両立が大きな利点となります。

 

内製だからこそ短納期対応が可能で、小ロット試作から量産まで安心して任せていただけます。まずは一度、薄膜フィルムや特殊素材での試作をご相談ください。

 

【コラム監修】
角本 康司|オーティス株式会社 代表取締役。微細プレスや多層ラミネート等の量産立ち上げに長年携わり、年間100件超のご相談に現場と並走。工程内検査やトレーサビリティ設計、異物対策の標準化まで、設計〜量産の橋渡しを監修。最近は金型内製による薄膜加工安定化にも注力しています。

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