ネブライザーと言う医療機器をご存じでしょうか?
ネブライザー液体薬剤を微小な粒子に分散させて吸入するための医療機器です。
主に気道疾患や呼吸器感染症の治療に使用され、微小な粒子に薬剤を分散させるため、
薬物が気道の奥まで到達しやすくなり、定期的な薬剤の吸入による症状をコントールでき、
また喘息のような急性症状がある場合、ネブライザーを使用して薬剤を吸入することで、
気道の収縮を緩和し、呼吸困難の改善を期待できます。
私は中学生の頃まで風邪をひくと必ず喘息を誘発し、呼吸困難により寝ることができず、
いつもベッドに座り込んで肩で呼吸していました。
あまりにも酷い時はかかりつけの病院でネブライザーを使って喘息を抑えたことも何度かありました。
そして、私の子どもも小児喘息と診断され、医者からはネブザイザーの購入を推奨されました。
毎晩のネブライザーからの薬の吸引の効果が得られたのか?
子どもの喘息は幼少期、時々悪化した症状はほとんどみられなくなりました。
ネブライザーを自宅で使用するなんて思ってもみませんでしたが、
小型化、低価格等に貢献した技術の恩恵を受けたと感じました。
ただ、自宅で使用する上で気になるのは、メンテナンスです。
ヘルスケア関連機器を使用する上で「清潔」であることは必須です。
よって、様々なヘルスケア関連商品はディスポーザブル部材を多く使用します。
ネブライザーの霧の発生方法として、
ジェット式(コンプレッサー式)、超音波式、メッシュ式があります。
その中でも携帯性に優れたメッシュ式については、
微細孔加工が施されたメッシュが用いられており、これらは容易に交換できる
ディスポーザブルな部品が販売されており、清潔に扱えるメリットがあります。
一部使用できない薬液はあるものの、外出先でも安心して使えるのは大きいと感じました。
フィルム加工・テープ加工のオーティス株式会社では、
微細孔加工をはじめとする、様々な微細加工において多数実績があり、
それらモバイルで培った技術はヘルスケア、電池、半導体等
様々な業界でオーティスの技術が活きております。
今回、医療機器についてご紹介いたしましたが、
フィルム加工・テープ加工のオーティス株式会社は医療機器製造認可を取得しており、
医療機器はもちろんディスポーザブル製品においても多くの実績がございます。
開発案件からでもご安心してご相談ください。