製造業が直面する問い
ここで私たち製造業が直面する問いは明確です。
AIが知っている情報だけを扱っていて良いのか?ということです。
もし新聞やAIが既に知っている領域で満足してしまえば、技術者としての存在価値はどんどん薄れていきます。
逆に、まだAIが知らない領域、まだ世の中に答えが存在しない課題に挑むことこそが、技術者の真価だと考えます。
答えのある競争 vs 答えのない競争
製造業の競争を整理すると、大きく二つに分けられます。
● 答えのある競争(資本勝負)
投資スピードや設備力で勝敗が決まる領域。
大資本を持つ巨大企業が有利であり、同じ答えを持つなら「誰が早く」「どれだけ効率的に」実現できるかが鉄則になります。
● 答えのない競争(知恵勝負)
まだ市場に答えがなく、誰も解決していない課題に挑む領域。
ここでは資本力よりも、問いを立てる力・柔軟な発想・技術者の直感が勝負を決めます。
中堅・中小企業であっても、知恵と独自性で十分に世界と戦えるフィールドです。
言い換えれば、「答えのある競争」は資本の土俵、「答えのない競争」は知恵の土俵。
そう考えると、日本の製造業が本当に存在感を示せるのは、後者だと思いませんか?
技術者に求められるマインド
もちろん、AIを活用して答えのある領域を効率よく探すことは「有り」です。
しかし本当に必要なのは、そこからさらに一歩踏み出す姿勢だと改めて思うようになりました。
● AIが持たない視点から問いを立てる
● まだ解決されていない課題を見つける
● 答えのない領域を自ら切り拓く
このAIの外側に飛び出すマインドこそ、これからの技術者に最も必要とされる資質だと考えています。
まとめとメッセージ
検索やAIによる効率化が進めば進むほど、人間が挑むべき領域は、まだ誰も知らない世界、やったことが無い世界にシフトする必要があります。
私たちOTISはその領域に挑戦し続ける会社でありたい。
もしこの考えに共感し、未知の課題に挑む仕事をしている方は、ぜひお困りの際は、当社までお問い合わせください。
コラム監修:角本 康司 (オーティス株式会社)
語学留学や商社での企画開発を経て2011年にオーティス株式会社入社。経営企画部を中心に製造・技術部門も兼任し、2018年より代表取締役として事業成長と組織強化に努めている。



