自動車業界の大きな変化を象徴するニュース
2020年の夏、自動車業界の大きな変化を象徴する一つのニュースがありました。
2020年7月1日は自動車産業にとって記念すべき日となった。
少し前まで「新興メーカー」の扱いだったテスラの時価総額が
2076億ドルとなってトヨタ(21兆7185億円=7月1日時点)を抜き、
業界トップに躍り出たからだ。
テスラの株価は年初から2.7倍に上昇。
コロナショックをものともせず、快走を続けている。
(2020年7月6日 日経ビジネス)
このニュースは、自動車業界における100年に一度の変革と言われる
「CASE」を象徴している一つの出来事と言えます。
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CASEとは
C:Connectivity、コネクト化
A:Autonomous、自動運転
S:Sharing / Subscription、シャアリング、サブスクリプション
E:Electrification、電動化
※英単語は各会社やメディア媒体等で多少の違いがあります。
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上にあるような4つの大きな変化が同時並行に進行し
業界の未来予測について、今までとは全く違う難しさが出てきています。
より具体的には、テスラの2019年の世界販売台数は36万7500台であり
1074万台のトヨタ(ダイハツ工業と日野自動車含む)の約30分の1にもかかわらず
時価総額でみると逆転してしまう。
つまり、自動車業界における価値、
市場における価値というものが、
大きく変化していることを感じ取ることが出来ます。
そんなテスラを象徴するもう一つの出来事がありました。
2020年9月22日
テスラの本社のある米国カリフォルニア州にて
株主総会が開催されました。
会議に出席した株主たちは
テスラに乗車したまま参加した様子を
見て取ることができました(参考:下の写真)。
今の状況で株主総会を開催するのに
オンラインならオンラインだけ等、
どこかとらわれている部分もあるように感じています。
その中で、テスラの株主総会の様子は
テスラの柔軟性や、自動車や市場における“価値”の変化を表している
一つの出来事と言えるのではないでしょうか。
(注:テスラ公式サイトより)
そして、同時にこの変化は
私たちフィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社のような
加工サプライヤーにも、もっともっと柔軟で新しい発想、
“お客様”をより満足できるような視点が
求められていることを意味している、と感じています。
より具体的には、WIREDの記事にもあるように
自動車がガソリン車から電気自動車に変わっていくことで
素材も内装も進化していくと言われています。
つまり、従来あった素材を
従来あった方向で加工するだけではなく
新しい素材や新しい加工方法が求められていることを意味している
と考えています。
フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社では
自動車の内外装に関わる材料の加工実績を有しております。
また、産業の進化に貢献することをミッションにしており
上にあるような“お客様視点”を大切にしながら
新しい素材と加工にも常に挑戦しております。
まだ具体的な形に無いものも
積極的に変化をしながら
覚悟をもって試作や量産に取り組みます。
是非、お気軽にご相談ください。
参考
WIERD
https://wired.jp/2017/09/06/tomorrows-cars-wont-just-drive-theyll-feel-different/