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マスクだけではない、自動車にも使われている不織布とオーティスの加工技術

EV・車載部材

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おはようございます。
フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社が関わる
市場動向や技術についてのブログを配信します。

自動車部品の低級音対策に使われる「不織布」

今回は「不織布」に注目してみたいと思います。

 

私が不織布というワードを初めて耳にしたのは、

社会人になって自動車業界に関わり始めた時です。

 

その時は、ワードと現物がイメージできず、

当時設計をされていたお客様に不織布って何ですか?と

聞き直したことが懐かしいです。

 

その当時はWikipediaのような便利ツールはなかったのですが、

改めて調べてみますとこんな感じです。

 

不織布とは

繊維を織らずに絡み合わせたシート状のもの

(JIS L0222では、紙、フェルト、編物を含まない)をいう。

 

一般にシート状のものとして代表的な布は、繊維を撚って糸にしたものを織っているが、

不織布は繊維を熱・機械的または化学的な作用によって接着または絡み合わせる事で

布にしたものを指す。

 

(参考)https://ja.wikipedia.org/wiki/不織布

 

とても難しい表現ですね。

 

私としては、布材のハンバーグのイメージで理解しています。

 

さて、最近ではコロナウイルスの咳エチケット対策に

不織布マスク着用の推奨があったことから

不織布というワードが一機に浸透したような気がします。


小学生の皆さんもきっと知っている、

もしくはマスクの材料といえば通じることでしょう。

 

実は、不織布は自動車部品の低級音対策に良く使われる材料です。

 

車内環境の静寂な電気自動車では用途が拡大していくことと思われます。

 

先日、イーロン・マスク氏率いるTesla社の発表によりますと、

2020年第1四半期の世界販売(納車)台数は、第1四半期としては過去最高のおよそ8万8400台。

 

前年同期に対して、40.3%増と大幅な増加となったとのことです。

 

外部環境の悪化する中でも魅力的な電気自動車は販売を拡大できるのですね。

 

私も1台欲しいです。

 

オーティスの不織布加工技術

フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社は

そんな電気自動車にもたくさん使われているだろう不織布の加工も得意としています。

 

不織布の加工においては、寸法精度がズレ等により起きる為、

微粘着シートを用いた加工、その他ヒートカットを用いる等にて実績がございます。

 

その他、電気自動車に不可欠な大電流が流れる

PCU(パワーコントロールユニット)への放熱シートや

センサー回りに使われる導電シートにも

お客様のニーズに合わせた加工品の提供が可能です。

 

また、これまでの経験と実績を活かし、

期待を超える提案と技術で想いを形に致します。

 

お待たせしません。

 

是非、オーティスへお任せください。

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