新しい常態(New Normal)とオーティスの電気自動車の軽量化
今回はこれからの新しい常態(New Normal)について考えてみたいと思います。
経営資源であるヒト・モノ・カネの観点でまず考えますと、
ヒト >> モノ >>>>>>>>> カネ
の順で、移動の制約が大きくなると思います。
特に、モノの移動に制約があるので、
今まで以上にサプライチェーンの見直しが行われ、現地生産と現地での消費、
また複数の会社からの調達などの変更があると思います。
次に、自動車業界のNew Normalについて考えみたいと思います。
New Normalは、電気自動車と自動運転に追い風ではないかと想像しています。
なぜかと申しますと
上記のようにヒトとモノの移動の制約が今まで以上に出ることで
・道路が、移動領域の狭い人口集中部(都市に限らず)の道路と
人口集中部を結ぶ幹線(高速)道路に分かれ
・人口集中部は電気自動車、幹線(高速)道路では自動運転の活用が進む
と考えてみました。
実際に、2020年5月14日付日刊自動車新聞より によると
今の大変な外部環境の中、欧州での電気自動車の販売が
増えているニュースがありました。
欧州自動車工業会 (ACEA) は5月12日
欧州主要18カ国の2020年1~3月の電気自動車 (BEV) の販売台数が
前年同期比57.4%増の12万7331台となったと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大により乗用車市場が落ち込み、
ディーゼル車やガソリン車などの販売が低調な中、電動車は力強い伸びを見せた。
地域別で、ドイツは同63.3%増の2万6030台と最多。
次いでフランスは約2.5倍となる2万5960台だった。
しかし、 これからより販売が伸びていく電気自動車には
進化の余地がたくさんあります。
例えば、航続距離を伸ばすために軽量化等の技術進化が求められています。
軽量化に関しては、ボディの樹脂化・アルミ化の流れがあると考えています。
フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社では
電気自動車の軽量化に向けての提案も多数用意しております。
また、お客様視点を忘れずに“期待を超える提案”ができるよう、
少し未来のことを考えつつ、積極変化をしながら取り組んでまいります。
是非、お気軽にご相談ください。