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樹脂ワッシャーとは:樹脂ワッシャーとオーティスの加工技術

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おはようございます。
フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社が関わる、
市場動向や技術についてのブログ配信です。

ワッシャーについて

「ワッシャー」という言葉をお聞きした事は御座いますでしょうか。


自動車・バイク・住宅設備・機械設備等に使用される部品と部品の固定に

ボルト・ナットと一緒によく使われている部品になります。


では、そもそも何故「ワッシャー」が必要になるのか。

 

「ワッシャー」にも色々な種類が御座いますが、

オーティスで加工しているのは主に樹脂を使用した

平ワッシャー(ドーナツ状の平たい形状)というものになります。

 

今回は「ワッシャー」の役割と

オーティスで取り扱っている材料の種類をご紹介させて頂きます。

ワッシャーの役割と材料の種類

まず「ワッシャー」の役割としては、

・部品を固定したとき母材に傷をつけない

・陥没させない、

・緩ませない

・部品を脱落させない等、

様々な効果を発揮しております。

 

次に「ワッシャー」で使用している材料の一部を説明させて頂きます。

・PET(ペット)

・PC(ポリカ)

・PE(ポリエチレン)

・超高分子ポリエチレン

・ポリスライダー

・ナイロン

・6ナイロン

・66ナイロン

・ファイバー

・テフロン

・ポリイミド

・POM(ポリアセタール)

・PP(ポリプロプレン)

・その他

 

例えば、自動車部品・モーター・OA機器などの摺動部には

ポリスライダーワッシャーのご使用は如何でしょうか?

 

ポリスライダーとは、ナイロン樹脂に黒鉛を添加した材料になります。

 

厚み変化が起こり難く、耐薬品性・耐面圧性・耐クリープ性に優れており、

摩擦係数が小さい為、摩擦音が小さく、磨耗が少ないため、

摺動・回転部品に適しています。

樹脂ワッシャー加工技術

フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社では、

樹脂フィルム、両面テープ等の打ち抜き、貼り合わせ加工を得意としておりますが、

樹脂ワッシャーの大量生産(プレス打ち抜き)も弊社の得意とする加工の一つです。

 

さらにワッシャー抜き専用の金型は800面以上保有しております。

 

手持ちの金型が使用できる場合、金型費用・リードタイムをおさえることができます。

 

また、お客様がご希望されているサイズの金型が無い場合は、

近いサイズの金型からサンプルを作製し、ご検討して頂く事も可能です。

 

先日配信させて頂きました「プロッター加工」と合わせ、

こうしたサービスをご活用いただき、初期開発段階~量産まで、

お客様視点を忘れずに“また一緒に仕事がしたい”と思っていただけるよう、

また、お客様の期待を超えられるように積極変化をしながら取り組んでまいります。

 

お困りごとがございましたら、

フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社に是非、お気軽にお問い合わせください。

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