TECH COLUMN 技術コラム

次世代ロボットについて

EV・車載部材

公開日: 更新日:

おはようございます。
フィルム加工・テープ加工のオーティス株式会社が関わる市場動向や技術についてのブログを配信します。
今回はロボット(次世代ロボット)についてです。

日本の人口減

我が国において非常に大きな問題となっている少子高齢化問題。
25年ほど前から日本の人口は減少する一方でその曲線は今後更に急落していくと予測されています。

現在日本の人口は約1憶2550万人、約30年後の2050年には1憶人を切るという予測データもあります。
しかも残念なことに、人口推移に対する予測は経済予測などと違って比較的正確に割り出せるため、
多少の前後はあったとしてもその傾向は変わらないでしょう。


そんな人口減少における具体的な問題ですが、
大きな影響の1つとして経済規模の縮小が挙げられます。
人口が減ることによりあらゆる分野において需要が減り、供給自体も減ります。
人々の経済活動があらゆる面で停滞してしまいます。

 

一方、生産人口、労働人口不足問題もとても深刻です。

需要があっても供給することができない。それでは経済は回りません。

マイナスなイメージだけが先行して、暗い未来予測になりがちですが、
そんな現状に対して技術力やテクノロジーで対抗していくという動きが近年活発になってきています。

多様化するロボットと求められるフィルム精密加工

その1つとしてロボットがあります。

自動車の製造においては古くから産業用ロボットの導入は進んでおりましたが、
今後様々な業界においてのロボットの活躍が期待され始めています。

ロボット導入におけるメリットはたくさんありますが、
特に製造業においては品質の向上(安定)は重要な要素の1つです。
人間のように疲れを知らないロボットはティーチング(プログラム)された
動きを設定された時間だけこなすことが可能です。

 

これからますますの活躍が期待されるロボットですが、
一般的には工場における製造補助としての役割をイメージすることが多いと思います。
ですが、ロボット自体の性能の向上と、多分野においての人材不足が懸念されていることから、
「非産業分野」での活躍も期待されています。


例えば家庭用お掃除ロボットは、
人々の持つロボットに対する印象を大きく変えたアイテムの1つです。


私もお掃除ロボットを所有しておりますが、家の中を自動的にマッピングして
その通りに掃除してくれるロボットは大変重宝しております。

他にも人の心を癒す目的のロボットもあるなど、10年後くらいには
人とロボットの共存が当たり前のようになっているかもしれませんね。
そのくらいロボットは人々の生活に入り込んできているということにつながるでしょう。


そんなロボット業界の市場は
2035年には10兆円規模になると予想されています。


避けることのできない人手不足への対策と、
人々の生活をあらゆる用途で補助するロボットは今後も種類や参入分野を増やし、
開発スピードを更に加速させていくでしょう。

人間と共存するロボットには事故を防止するために
あらゆるセンサが取り付けられており、安全性が保たれています。
使用されるセンサの種類や数は、先程のお掃除ロボットに搭載されるセンサは
車載センサとも共通するものがあり、
ロボットが人間の生活に溶け込んでいけばいくほど増えていく一方だと推測します。

センサ類や内部の電子回路などは特に高い精度が求められます。

フィルム加工・テープ加工のオーティス株式会社は
情報通信端末業界での実績が数多くあり、精密加工技術は特に得意としている分野です。

また、スピード感のある開発のお手伝いができるよう短時間での対応、
多様な生産条件への対応に努めることで、お客様のあらゆるご要望にお応えします。

 

フィルム加工・テープ加工のオーティス株式会社は、経験を活かし、
お客様のニーズに合わせた加工品の提供を、期待を超える提案と技術で想いを形にします。

 

何かお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

最新記事

  • ペロブスカイト太陽電池の期待と課題②

    おはようございます。 フィルム加工・テープ加工のオーティス株式会社です。 前回に引き続き、次世代... 続きを読む
  • ペロブスカイト太陽電池の期待と課題①

    おはようございます。 フィルム加工・テープ加工のオーティス株式会社です。 今回は次世代太陽電池で... 続きを読む
  • XR市場が動き出す!

    おはようございます。 フィルム加工・テープ加工のオーティス株式会社です。 今回はXR(VR,AR... 続きを読む

関連記事

CONTACT お問い合わせ

岡山 / Okayama

0867-42-3690

東京 / Tokyo

03-6810-4830

お問い合わせはこちら