今回は次世代モビリティに関する内容です。
昨今、脱炭素社会に向けた大きな取り組みの1つとして各国自動車メーカーが
電気自動車の普及にますます力を入れているというのは周知の事実だと思います。
一方、その傍らで世界的に多くのスタートアップ企業が
「空飛ぶクルマ」の実用化に向けた取り組みを進めているのは
意外と知られていません。
このブログでも過去に関連記事がございます。
(参考)「MaaS」から見える未来
空飛ぶクルマは
eVTOL(イーブイトール)
UAM( アーバン・エア・モビリティ)とも呼ばれ、
明確な定義はありませんが
「電動」「自動」「垂直離着陸」を組み合わせたモビリティです。
(ヘリコプターは電動ではないため当てはまりません)
空飛ぶクルマと称するだけに地上を走る事を想定していないので、
技術的な課題はもちろんですが、法整備、インフラ整備への課題が
実現に向けた大きな障壁となっています。
しかし、2025年の大阪万博にて
空飛ぶタクシーのお披露目があるという報道が大きな話題を呼んだこともあり、
予想される市場規模は2040年までに世界で160兆円と、
自動車産業をも上回る巨大な産業になる可能性があるとされています。
超高齢化社会が進み、あらゆる業界において人手不足が懸念される
今後において、空飛ぶクルマは単に人を運ぶだけでなく、
災害時における物資等を運ぶ用途としても大きな可能性を秘めています。
空飛ぶクルマのミニチュア版とも言えるドローンには
多くの電子部品やフィルム、テープなどが使われており、
空飛ぶクルマにはより多くの素材が使用されます。
人や物資を運ぶという上で大きな課題となるのは車体の軽量化です。
より軽量化を目指すため、金属加飾フィルムが自動車の外装に使用される例が出てくるなど、
現存する高機能素材や新素材などの需要はますます増えていきます。
フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社では情報通信端末など、
精密機器で培われてきた精密技術を元に次世代モビリティに関わる
様々な部材の開発のお手伝いだけではなく、
量産する上でお客様のニーズに合わせた加工品の提供を、
期待を超える提案と技術で想いを形にします。
是非、フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社へご相談ください。